俳優の渡邉多緒と綱啓永がW主演を務める『僕は最近できた兄が気になって眠れません』が、音声版サブスクリプションサービス「NUMA」にて10月15日(土)に全5話が一挙配信された。

　本作は、映画『ちはやふる』や『線は、僕を描く』の小泉徳宏監督（ロボット所属）が主催するシナリオ制作チーム「モノガタリラボ」と、アミューズが手掛ける音声版サブスクリプションサービス「NUMA」がコラボした作品。

　15歳の男子中学生・ヒビトは父が再婚したことにより、突然19歳の兄ができてしまい、その兄が近づくたびに顔の辺りがぽわぁっと包み込まれるような心地よい感覚に襲われる…という悩みを抱えるようになる。その悩みをラジオ番組に投稿したことによって、血縁関係のない15歳の少年と19歳の青年が「兄弟」を通じて、「初恋」と「失恋」を体験していく。切なくも爽やかな青春ドラマである。

　弟のヒビトを演じるのは、2019年の『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で史上最年少の12歳8ヵ月でグランプリを獲得し、本作品が本格的な芝居デビューながらも主人公の揺れ動く感情を繊細に演じきった渡邉多緒。

　兄のミズキを演じるのは、2017年の『第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを獲得し、『騎士戦隊リュウソウジャー』や『-50kgのシンデレラ』など話題作に出演し、10月18日（火）スタートのドラマ『君の花になる』でメインキャストを務める若手最注目株の綱啓永。

　さらに、ヒビトが聴いているラジオ番組のメインパーソナリティー・チャーリーを演じるのは、数々のラジオ番組のメインパーソナリティーを務めてきたレモンさんこと山本シュウ。また、ミズキの母親・仁美役に山口香緒里、ヒビトの父親・陽太役に我が家の谷田部俊、佐倉役に吉田伶香など個性豊かな出演者が出演。

　脚本・演出は「モノガタリラボ」のメンバーでAbema TVドラマ『フォローされたら終わり』やMBSドラマ『社内マリッジハニー』、日本テレビ系ドラマ『探偵☆星鴨』を演出した本田大介が担当。

【作品概要】
『僕は最近できた兄が気になって眠れません』（全5話）

▼出演：
渡邉多緒（ヒビト）、綱啓永（ミズキ）、レモンさん＜山本シュウ＞（チャーリー）
山口香緒里（仁美）、谷田部俊＜我が家＞（陽太）、吉田伶香（佐倉）
森りさ（図書館職員・動物園アナウンス）、山本圭将（宅配業者）

▼スタッフ：
脚本・演出：本田大介
サウンドデザイン：大河原将、佐々木淳一
スタジオエンジニア：浅川了充
プロデューサー：阿南史剛、巣立恭平、竹永奈代、小峰克彦、中村薫
演出補：松本千晶
サムネイルデザイン：坪野健二郎
協力：モノガタリラボ
制作：ロボット