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岡田真凪 | オーディション“合格者”インタビュー

2021/08/11

冬の特別オーディション2021/ヴァンセット・プロモーション合格

岡田真凪

冬の特別オーディション2021/ヴァンセット・プロモーション合格

岡田真凪

新人開発に積極的な芸能プロダクションが送り出す、次世代のイチ押し新人をクローズアップ。『仮面ライダーセイバー』出演の高野海琉らが所属するヴァンセット・プロモーションの「冬の特別オーディション2021」に合格し同社に所属を果たした兵庫県・淡路島出身の18歳・岡田真凪(おかだ・まなき)にインタビューした。

「コロナ禍で厳しい状況ですが、その間にたくさんの作品を観て、俳優の心得を学ぼうと思います」

岡田真凪

――本当に今年オーディションに合格して所属したばかりなんですね。

「高校を卒業して、4月に淡路島から出て来たばかりです。今はコロナの状況なので観光も出来てないんですけど、自分の家の周りはだいぶわかってきました」

――淡路島の地元はどんなところですか?

「有名なチェーン店も、映画館も、遊ぶ場所も無くて…“島”って感じです(笑)。遊ぶのは友だちの家とか、海水浴場とか。木登りしたり、自然の中で遊んできました。野生児ですね」

――そんな環境で育って、芸能の仕事に興味を持ったのはどうして?

「小学校の学習発表会で演劇をやったんですが、目立ちたがりでやんちゃな性格だったので、台本を見て一番セリフが多い役を選んで立候補したんです。『スイミー』の主役の黒い魚でした。しっかり台詞を覚えて演技をするのがすごく楽しくて。その後、ドラマや映画を観て、プロの世界で演技をしてみたいと思ったのがきっかけです」

――憧れから、本気でプロになろうと思ったのは?

「中学の卒業文集で将来の夢を“俳優になりたい”って書いたんですが、島育ちなので外の世界と触れられないことで、そんな夢も曖昧になってたんです。でも高校時代に進路について先生と面談したとき“一回挑戦してみても遅くないんと違うか?”と背中を押していただいて。高3の冬に決意して、『冬の特別オーディション』を見つけたんです」

――ヴァンセット・プロモーションに応募したのは?

「俳優になれたら『仮面ライダー』に出たいと思っていて、高野海琉さんや『ULTRASEVEN X』の脇崎智史さんをホームページで拝見してひかれました。どうせやるなら海外でもやってみたいと思っていたので、海外とのエージェントとの繋がりがあって、海外進出にも力を入れていることを知って。これは自分に合っているのではないか、と思ったのが応募のきっかけです」

岡田真凪

――いざ面接に行ったときはどうでした?

「東京には観光でしか行ったことなくて、緊張しかなかったんですけど、やるしかないと思って。面接会場の空気に圧倒されたんですけど、自分の全力を出そうと頑張ったことを社長が気にかけて下さって、とても嬉しかったです」

――自分のどんなところをアピールしようと思いました?

「自分の良いところは積極性だと思ったので。前のめりでグイグイ行くところを出そうと思いました。演技審査もできるだけ入り込んで、思い切って台詞を言おうと思ったんですが、実際にやってみると、頭の中で思っているように体が動きませんでした」

――合格を知らされたときはどんな感じでした?

「バイトが終わって、友達の所に遊びに行こうとしている最中に電話がかかってきて。演技は全くできなかったのでダメだと思っていたら、合格だと聞いて、どう表せばいいか分からないぐらい喜びすぎて感極まって、よっしゃーっ!って叫んでしまいました。最高に嬉しい瞬間でした。オーディションを受けたことは伏せていたので、友だちはかなり驚きました」

――ご家族の反応は?

「自分のやりたいことはやったらいいんじゃないって応援してくれていて。両親も受かるとは思っていなかったので驚いていましたら、やるならしっかりしろよって背中をしっかりと押してくれました」

――現在、東京で暮らして気持ちは変わりましたか?

「コロナ禍で厳しい状況ですけど、その間に俳優の心得を学ぼうと思っています。たくさんの作品を観て、自分に取り入れて。コロナが明けたところで、どんな作品にでも出演して、実績を作りたいと思っています」

――事務所からはどんな指導を受けていますか?

「島から出て来たばかりで、芸能のことも右も左も分からないので、社長やスタッフの皆さんが、自分に足りない部分や気付かない部分を指導してくださいます。演技の基本だけでなく、演じるうえで人として大切な部分を教えていただいています。俳優は自分とは違う人の人生の在り方や感情を伝えるものなのでで、様々なものを自分の中に取り入れて表現して、見ている人に伝えられるようにならなくてはいけない。今はコロナ禍で大変な時代でもあるので、海外や社会の情勢も意識しないといけないとか、社会人として、人としてという部分を基礎から教えていただいている段階です」

岡田真凪

――目標にしている俳優はいますか

「反町隆史さんです。小学生のころに夕方4時から『GTO』の再放送をやっていて、それを観るのが楽しみで。学校にこんな先生がいたらすごいやろなって思っていました。実際に反町隆史さんという人物自体がかっこよく見えて。そんなふうに自分もカッコイイ男になりたいなって思ったのが憧れたきっかけです」

――今後はどんな俳優になりたいですか?

「素朴なスターになりたいと思っています。自分が役を与えられたら、その役の人生はどういうものだったのか、その在り方や感情を、自然のままに表現したいと思っています。そして、今の自分の年齢だったら学園モノや、仮面ライダーに出られるようになりたいですし、ヒューマンドラマやサスペンスなど、いろんなジャンルの作品に対応できるようでありたいです」

――『仮面ライダー』出演の先輩・高野海琉さんには会いましたか?

「実際に会ったら、高野さんはオーラが違いました。自分のことも気にかけていてくれて、仮面ライダーに出演した経験を話してくださったり、俳優としてのアドバイスをいただけてとても感謝しています」

――最後に、これからオーディションを受けるかもしれない人に向けてメッセージをお願いします。

「人生は一度きりなので、後悔しないように挑戦したほうがいいと思います。閉じこもっていても何も変わらないので、行動したほうがいいと思います」

PROFILE

岡田真凪(おかだ・まなき)●2002年11月5日生まれ、兵庫県出身。特技:バレーボール、バスケットボール、野球、テニス、バドミントン

担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント

「岡田真凪が履歴書を弊社へ送ってきた時のコメント、好きな言葉に、「ゴミも拾えない 人間はチャンスも拾えない」とあり、その言葉に都会ズレしていない純粋・誠実な高校生を感じ、実際のオーディションでも端正な顔立ちと、周りの空気を読みながら良い意味での 前のめりさ、また何かを質問した時のリアクションが十代として、人に可愛がられる不思議な雰囲気を持っている、そんな複合要素が合格に繋がりました。
今後、当面は若年層(十代)が主体の映画、ドラマ、CM等の幅広い媒体で活躍をしてくれる様、事務所としてもバックアップを行っていく計画です」

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